今回のにこ～るブログは、３月11日に開催された、第31回手話寺子屋オンライン講演会についてお話いたします。一般社団法人長崎ろうあ協会会長の荒木宏彦氏にご登壇いただきました。講演会のテーマは「十「手」十色　～荒木宏彦の経験～」です。

　講師の苗字、「荒木」の手話表現が年代によって違うというところから始まり、荒木氏の生い立ち（地域の手話表現の違い）、YouTubeチャンネルを始めたきっかけ、日本手話と日本語対応手話について、荒木氏の奥様の手話表現、奄美大島で暮らす荒木氏のお義母様の手話表現について、コーダの「井上先生」との思い出、長崎原爆の被爆をしたろう者の山﨑榮子さんについてetc…手話表現は表す人によって様々である――まさに「十“手”十色」だというお話をしていただきました。

　また、ろう者の老人ホームについて、長崎県ろうあ協会が運営する全国初のろう者の暮らすシェアハウス「手話ハウス　結（ゆい）」についてもお話しいただきました。

　第31回講演会もご参加くださいまして、ありがとうございました。第32回講演会、現在お申込み受付中です（2023年4/16（日）締め切り）。皆様のお申し込みをお待ちしております。