- 2022.10.28
- 補聴器のT・MT・BTモード
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補聴器には「T」、「MT」や「BT」といったモードがあるのは皆様ご存じでしょうか?今回のにこ~るブログは、補聴器のT・MT・BTモードについてお話ししようと思います。
・T(テレコイル(T-コイル))…テレコイルとは、補聴器や人工内耳の機能を拡張する追加のデバイスのことです。補聴器のマイクを通した音ではなく、ヒアリングループ(磁気ループ)を通した音だけがきこえます。Tモードにすると、補聴器のマイク機能は停止します。このモードを使用するとM-リンクをお使いいただくことができます。
M-LINK CL Mono 商品紹介ページ https://www.wp-shop.net/shopdetail/000000000026/
・MT(マイク・テレコイル)…補聴器に付いているマイク(M)とヒアリングループを通した音の両方をきくことができます。
・BT(Bluetooth)…Bluetooth機能の搭載されているスマートフォンとペアリングすると、ワイヤレスイヤホンと同じように、スマートフォンの音声を直接補聴器に届けることができようになります(搭載されている補聴器・対応スマホが限定されます)。
Bluetooth機能のある補聴器は各メーカーから発売されていますので、気になる方はチェックしてみてください(下記一部ご紹介いたします)。
リサウンド https://www.resound.com/ja-jp/hearing-aids/bluetooth-hearing-aids
シグニア https://www.signia.net/ja-jp/blog/local/ja-jp/bluetooth-hearing-aid-merit/
オーティコン https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/blog/2020/20200805
スターキー https://www.starkeyjp.com/blog/2018/10/bluetooth-hearing-aids
ポケット型補聴器は、左右に動かすレバースイッチや本体側面にT/MTの切り替えスイッチが付属している機種がほとんどです。
耳かけ型補聴器の場合、T/MT/BTの機能は補聴器内部の設定で、自分で切り替え可能なものが増えてきています。
耳あな型補聴器の場合は、補聴器作成時にオプションで注文することがほとんどです。耳あな型補聴器購入予定でT/MT/BTの機能を搭載希望の方は、補聴器販売店へお問い合わせください。
T/MT/BTの機能のある補聴器に興味のある方は、弊社にっこり補聴器屋さんにお問い合わせください。Bluetooth搭載の補聴器のデモ機もございますので、是非お試しください(個人の聴力により、効果は異なります)。