11月12日(土)10:00～12:00、NPO法人 Silent Voice代表理事の尾中友哉氏を招いてのオンライン講演会を行ないました。

　テーマは【『自分らしさ』にたどり着くまで コーダだから抱えた悩みとコーダだからこその解決】です。

　尾中氏には、ご自身の生い立ちやコーダという言葉に出会った時の心境、ろう者の両親、学生時代にあった出来事や会社設立などについて日本手話で語っていただきました。

　「幼少期のころの手話での絵本読み聞かせは、手話の語彙を増やすのに役立ち、想像が広がって楽しかったなあ」「親が障がい者差別を受け、途絶えた夢をあきらめずに頑張る姿をみて…」大好きな両親から受け継いだ日本手話で、聴者社会にいるろう者の生きづらさを見てきた尾中氏のお話を聞いて、涙が出てしまいました。

　コーダといっても、生い立ちは本当にさまざまですが、聞こえない親と聞こえる子どもを繋ぐ日本手話を大事に伝承していこうと強く思いました。

　コーダ子育てに関する情報は、まだまだ一般的に広く知られていないため、子育てに悩んでいる聞こえない親御さんが多いのが現実です。これを解消したく、引き続き、親御さんたちへのより良い支援をしていきます。

　尾中さん、お忙しいところ弊社のオンライン講演会にご登壇いただき、本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。